頻脈性不整脈の1つ「心室細動」というものがあります。
この心室細動は、拍動のリズムが速くなる症状です。
1分間に400回ほどの拍動になります。
そのため、全身に血液を送り出す働きをしている心室が、心室細動になると、心室が痙攣を起こした状態になります。
すると、血液を送り出すことが困難になります。
そして、心停止を引き起こし、そのまま放っておくと突然死となってしまうのです。
心室細動を起こした人の命を救うための対応策としては、すぐに心肺蘇生を始めることが必要です。
AED(自動体外式徐細動器)を使用することも大切です。
突然死を防ぐには、心肺蘇生開始が1分遅れるごと生存率がおよそ10%下がるとされています。
また、心室細動を起こす危険性が高い人には、突然死を防ぐために「植え込み型徐細動器」を使うこともあります。
この機器は、ペースメーカーと同様に皮下に植え込み静脈を経由してリードを心臓に送り込み、拍動をチェックします。
心室細動を確認すると、自動的に電気ショックを与えて、正常な拍動へと戻してくれます。
植え込んだ後は、拍動を高くなるのを注意すれば、ジョギングなどの運動をしてもかまいません。